神は乗り越えられる試練しか与えない

神は乗り越えられる試練しか与えない
神は乗り越えられる試練しか与えない
エッセイ

2017年に話題となったテレビドラマ「嫌われる勇気」。
主人公は香里奈さんが演じる”庵堂蘭子(あんどうらんこ)”刑事で、この名前は言わずと知れたアルフレッド・アドラー(1870〜1937年)をもじったものでした。

アドラーは、オーストリアの精神科医で「アドラー心理学」と呼ばれる心理分析学の祖。
その内容はひとことで言えば「なりたい自分になれる」ということ。もし自分が「不幸だ」と感じていたとすれば、そこには「不幸になりたい自分」がいた!?というかなり強烈な心理学なのです。

神は乗り越えられる試練しか与えない

神は乗り越えられる試練しか与えない

テレビドラマの原作本「嫌われる勇気」は370万部のベストセラーになりましたが、アドラーの生まれるはるか昔、やはり人々の苦悩や苦しみを癒そうとした”ひとりの聖者”がこう唱えています。
「神は乗り越えられる試練しか与えない」
試練を与えられた自分、今一度その意味を考えてみましょう。

神は”試練”とともに”脱出の道”も用意している

「神は真実な方ですから、あなたがたを 耐えられないほどの試練 に会わせることはありません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます」

これは新約聖書の「パウロによるコリント人への第一の手紙」10章13節にある言葉です。キリストの教えを伝えるため、精力的に活動した使徒のひとりであるパウロは、説法もうまく人々に印象的な話を伝えました。

実はこの言葉は、中国にもあるのです。

神は乗り越えられる試練しか与えない

神は乗り越えられる試練しか与えない

キリストが生まれる500年前、孔子とその弟子が説いた「論語」。そこにはこのような言葉があります。

「死生命あり。富貴天にあり」(顔淵第十二)
……人間の寿命は天が決めることであり、常に慎み深く生きなければならない、という教えです。

比較すると、「試練とは神(天)が決めたこと」という部分は共通ですが、キリスト教では”可能性”を説き、論語では”生き方”を説いている点が異なります。

自分で自分の可能性の天井を決めつけてはいけない、今ある試練は超えられる試練で、脱出口は用意されている……という楽観的な思考は、全世界22.5億人のキリスト教信者を魅了しているのは間違いありません。どちらを受け入れるのかはあなた次第ということになるのでしょう。

実は、毎日が試練。それを乗り越えているうちに習慣化されていく

偉大な宗教の指導者は、最初の布教でさんざんな目に遭っているのが常です。

キリストは民衆に石を投げられ、むちで打たれて最後には十字架にはりつけにされました。日本では鎌倉時代の日蓮が迫害を受けながらも布教を続けています。

神は乗り越えられる試練しか与えない

神は乗り越えられる試練しか与えない

彼らの特徴は、パワー全開であること!
神を信じて布教する使命感が、どんな過酷な運命もはね飛ばしています。

「自分にはそんなパワーはない」
「仕事もほどほど、遊びもほどほどで十分だ」

そんな思いの人もいるでしょう。
ですが、生きているということは、それだけで試練だらけなのをご存知でしょうか?

日本の鉄道は試練だらけ!?

こんな例を挙げてみましょう。

時間の正確さで有名な、日本の鉄道。
日本では、毎日時刻通りの運行が当たり前ですが、海外では遅れたり運休するのが日常茶飯事というところが少なくありません。

・運転手が寝坊した
・乗務員がストライキ中
・電車が整備不良で、間引き運転
・線路が歪んでいる
・信号が赤のまま

さまざまな理由で、電車が動かないケースがよくあります。

でも、私たちはそれを当たり前だとは思わないでしょう。
日本では、鉄道会社の多くの社員が同じ目的に向かって電車を動かす、という使命感を持っています。そして、乗る人もマナー良く協力しようとするのです。

神は乗り越えられる試練しか与えない

神は乗り越えられる試練しか与えない

この当たり前の行為には、それほどパワーを感じている人はいないでしょう。毎日の習慣が積み重なっていることで、人は当たり前の行為と軽く考えているはず。

でも、時間に正確なことが習慣化されていない人たちにとって、これは”試練”!試練を超えるには、多くのパワーが必要になるわけです。

キリストも日蓮も、多くの弟子を抱えますが、彼らは迫害されることを試練とは考えていませんでした。むしろ、人々に受け入れられるための儀式とさえ思い、習慣化されていったのです。

その強い信念を感じた人たちが信者となり、今日につながっています。

当たり前の積み重ねが、可能性を引き出す

「神は乗り越えられる試練しか与えない」
この言葉は、人々の胸をぐっと掴んで話さない強いメッセージです。そこには、さまざまなメッセージが含まれています。

・絶対に乗り越えられる……という応援のメッセージ
・今までの努力が報われる……という自信を高めようとするメッセージ
・今はじっと我慢する時だ……というメッセージ
・これは災いではない、この程度で済んでラッキーだ……という幸運のメッセージ
・今までの自分から、新しい自分に生まれ変わる機会だ……という転機のメッセージ

神は乗り越えられる試練しか与えない

神は乗り越えられる試練しか与えない

あなたの中には、こうしたメッセージを”すんなりと受け入れる自分”がいるでしょうか?

こんなはずではない、こんなに苦しい時間は早く過ぎ去って欲しい……そんなケースもあるでしょう。不幸のどん底からどうやって這い上がればいいんだ!という怨念のような思いの人もいるはずです。

ですが、メッセージは必ず現れてあなたに告げて行きます。
それを受け入れるには、さまざまな苦い経験と向き合って日々生きて行くことが必要です。正直に生きる、成功も失敗もしっかり受け入れて、反芻できる自分であればどんな状況でも乗り越えられる自分になっているはず。

生きる、ということは「嫌われる勇気」の積み重ね。
試練と感じる出来事も、他人からはただの通過点でしかありません。
毎日の積み重ね、それがいつの間にか試練を楽々越えて行く、パワーになっているのです。

「神は乗り越えられる試練しか与えない」
神は、意外にあなたのすぐそばで”にっこり”しているかもしれませんよ。

斎藤一人さんの試練の話

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